「2023-10-13 JANOG52.5 参加レポート」の版間の差分
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== [https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52.5/doc/lt3_OTDR_SFP.pdf OTDR機能を搭載する光トランシーバーを検証してみた!] == | == [https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52.5/doc/lt3_OTDR_SFP.pdf OTDR機能を搭載する光トランシーバーを検証してみた!] == | ||
OTDR = Optical Time Domain Refrectometor | |||
光トランシーバが搭載する機能に、OTDR という機能が存在する。 | |||
* 光ファイバの敷設工事や補修工事のときに使用される | |||
対応トランシーバはリンク断や接続に失敗すると、TxOTDR モードに切り替わる。 | |||
=== デメリット === | |||
光ファイバーの切断検出と、そこまでの距離しかわからない | |||
* 損失・反射減衰量、曲げの箇所はわからない | |||
== [https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52.5/doc/lt4_janog_web.pdf JANOG Webの未来 ?現状の課題とこれからどう改善するか考えてみた?] == | == [https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52.5/doc/lt4_janog_web.pdf JANOG Webの未来 ?現状の課題とこれからどう改善するか考えてみた?] == | ||
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== [https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52.5/doc/japan-ipv4only.pdf 日本からipv4only.arpaへの名前解決が大量に送られてるっぽい] == | == [https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52.5/doc/japan-ipv4only.pdf 日本からipv4only.arpaへの名前解決が大量に送られてるっぽい] == | ||
ipv4only.arpa の名前解決が 56 位で日本から 85.6% の割合になっている。 | |||
== NETCON == | |||
疑似インターネットを作って壊したい ! | |||
参加したい人の意見「JANOG と被せるな !」 | |||
* 月・火で参加できるようにします ! | |||
3 日 100 人参加で、大体 50 万円くらいかかっている。 |
2023年10月13日 (金) 17:35時点における版
2023/10/13 に NetOne Systems さんで開催された、JANOG 52.5 のレポートです。
JANOGオープンマイク
会計について
利益が出ても赤字でも困る
- 会社間での金銭受け渡しが困難
現在の運営委員が、数年先までスケジュールしてしまうのも・・・
- 運営委員がいつまで継続して関われるかわからない部分もある
ストリーミングについて
運営委員から
ストリーミングは JANOG53 で廃止にする方針が出ていたが・・・
今回の 52.5 はストリーミングありに。
JANOG 34 ではセンシティブな内容のときに、配信を途中停止にして、すごい文句がきた。。
昔アーカイブが無い頃は、議事録を公開していたころもあった。
会場の意見
NTT-ME : 若い子はストリーミングを見て、現地に参加してくるフローがあります。
BBT 西野さん : JANOG の広報的な位置づけで良いのでは。両方のセッションに目を通したいときに便利。
mixi : ストリーミング用にスタッフを採用する必要があるため、偏りがあるように思えます。
ストリーミングの会場アンケート
- ストリーミングはあれば良くてライトな期待値が大半だった
- マイクのノーマライズ (音量平滑化) がされてないと聞きづらい
- チューニングが大変
IOWN Open APNを(簡単に)紐解いてみよう!
NTT-East 山田 大輔さん「ガンダムとナイトライダーを作りたいので NTT-East に入った。」
IOWN Gbloal Forum という場所で議論されている内容がベースになった資料。
光電融合デバイス
チップ感を光伝送にしたり、チップ内の信号処理を光で行う機器のこと。
そもそも IOWN って何よ ?
Innovative Optical and Wireless Network の略で、オールフォトニクス・ネットワーク・デジタルツイン・コンピューティング、コグニティブ・ファウンデーションをコンセプトにしたもの。
キーワード
APN = All Photonics Network
- E/O , O/E 変換をなくして、光でエンドツーエンド通信を行い、以下を実現する。
- 低遅延
- 低消費電力
- 大容量
WDM = Wave Length Division Multiplexing
- 光信号の多重化
ROADM = Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer
- 光の波長を加え (Add) たり、削除 (Drop) したりできる技術
トランスポンダ
IMDD
デジタル コヒーレント
WSS
APN を紐解くポイント
機能分離と再配置
- TGI : Transceiver , Gateway , Interchange の機能ごとに分散配置する
- ROADM で一体だったものを分離する
高度化
電気と光の変換が無いため、以下のメリットがある
- 低落縁
- 低発熱・低電力
APN
100km を 0.5 ミリ秒の超低遅延で拠点間接続
APN トランシーバを拠点に置くことで、長距離用の光を直接遠隔地へ飛ばす
- 東販間で E/O , O/E 変換される機器と比較すると、1ms 程度の遅延差が出た
ユースケース
遠隔手術
8K 映像配信
会場の質問
SB 川上さん : 中空コアファイバでやらないんですか ?
NTT-East 山田さん : 今あるファイバを生かさないといけないので。。
BBT 西野さん : 末端のインターフェースってどうなりますか ?
NTT-East 山田さん : 光の波を UNI にするので考えていますが、現実としてはまだメタルかなと
BTT 西野さん : 波長だとアップグレードしやすいので、嬉しい
?? : 早い CPE をつければ速度も速くなる理解で良いですか ? また、標準化団体は ?
NTT-East 山田さん : その理解であっています 標準化は詳しくないですが、Global Forum でやっていると思います
山口さん : 動的に接続先を変えられるんでしょうか ?
NTT-East 山田さん : 現在検討中の段階で、実装方式やシステム化するときの課題を検討しています
IIJ 松崎さん : インターネットとどう関わっていきますか ?
NTT-East 山田さん : IX さんで光 IX とかできたら面白いですね
SB 川上さん・BTT 西野さん : これ回線交換じゃない ? コンシューマとバックボーンの話が混ざってしまっている
NTT-East 山田さん : 確かに混じってしまっている部分がある
IIJ 松崎さん : 専用線サービスを置き換えていきそう マルチポイントな VPN も置き換えられるかも
RPKIのROVを試してみた件2 - 実証実験とガイドライン -
ルート ハイジャックの広報間違いは、2023 年現在「インターネット村八分」にするのが一般的だが、ルートの検証を公開鍵で行う仕組みが、RPKI となる。
キーワード
RPKI = Resource Public Key Infrastructure
ROA = Route Origin Authorization
- レジストラが割り当てた IP アドレスを、経路情報の生成を認可した署名付きのデータ
ROV = Route Origin Validation
- 異なる AS が Origin AS とされている経路情報を、mis-origination として検出する
MANRS = Mutually Agreed Norms for Routing Security
- ISP や IX 事業者が守るべき行動を推進する活動
- 発音は "マナーズ"
会場マイク
大学の卒論が BGP や RPKI ばかりになって困った。。
トランジットの提供条件としては、RPKI を含んでいないのではないか
draft-agt-rtgwg-dragonfly-routingを試してみた
Dragonfly+ : Spine と Spine を接続するトポロジ
ルーティングで不等コストルーティングは難しい。
- default vrf と Core vrf でなんとかする !
Direct Connect 印西 使ってみた
安価・電力・スケーラビリティを満たす拠点 !
モンスターストライクの要件で、コスト・RTT からオンプレミスがメインになっている。
- RTT 1ms 以上だと遅すぎる !
ENA enable にする。
- ENA = Elastic Network Adapter
az4 だと 0.3ms 程度でめっちゃ近い。az1,az2 は遅延がそれなりにあるため、マルチ AZ の冗長化は難しい。
OTDR機能を搭載する光トランシーバーを検証してみた!
OTDR = Optical Time Domain Refrectometor
光トランシーバが搭載する機能に、OTDR という機能が存在する。
- 光ファイバの敷設工事や補修工事のときに使用される
対応トランシーバはリンク断や接続に失敗すると、TxOTDR モードに切り替わる。
デメリット
光ファイバーの切断検出と、そこまでの距離しかわからない
- 損失・反射減衰量、曲げの箇所はわからない
JANOG Webの未来 ?現状の課題とこれからどう改善するか考えてみた?
スマフォで見づらいため、レスポンシブ Web デザインにしたい。
日本からipv4only.arpaへの名前解決が大量に送られてるっぽい
ipv4only.arpa の名前解決が 56 位で日本から 85.6% の割合になっている。
NETCON
疑似インターネットを作って壊したい !
参加したい人の意見「JANOG と被せるな !」
- 月・火で参加できるようにします !
3 日 100 人参加で、大体 50 万円くらいかかっている。