「2025-01-22 SONiC まとめ」の版間の差分

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Enterprise 版 SONiC について色々調べたのでまとめました。
Dell Enterprise 版 SONiC について色々調べたのでまとめました。


== 所感 ==
== 所感 ==
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sonic-cli で Cisco ライク CLI に変更可能。
sonic-cli で Cisco ライク CLI に変更可能。


Community 版と Enterprise 版で充実度合いが全く異なっており、Community 版はほぼ使い物にならない。
Community 版と Enterprise 版で充実度合いが全く異なっており、Community 版はほぼ使い物にならない印象。


Enterprise 版は Cisco 屋なら色々設定できるレベルで、ある程度コマンドが揃ってきている。
Enterprise 版は Cisco 屋なら色々設定できるレベルで、ある程度コマンドが揃ってきている。
ただし各社で結構コマンドの実装が異なるらしい。


=== ZTP 無効化 ===
=== ZTP 無効化 ===
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ブレークアウトしない場合、Ethernet 0 , Ethernet 4 のように 4 つ飛ばしで設定することになる。
ブレークアウトしない場合、Ethernet 0 , Ethernet 4 のように 4 つ飛ばしで設定することになる。
* 個人的にはわかりにくいため、interface-naming standard で Eth1/1/1 のように枝番が追加される方が好み
400G ポートに QSFP28 トランシーバを挿して 100G で使いたいときは、1x100G モードに変更が必要な場合がある。
* auto-breakout 未設定時


=== FEC ===
=== FEC ===
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* バッファ閾値を超えた場合、パケットの ECN ビットをマーキングして、受信側に通知
* バッファ閾値を超えた場合、パケットの ECN ビットをマーキングして、受信側に通知
** 経路途中のスイッチがマーキングする


* 受信側が ECN Echo で送信側に通知
* 受信側が CNP (Congestion Notification Packets) で送信側に通知
** ここは絶対優先キューに入るようにして、パケットドロップされないようにする機器が多いらしい


* 送信側が'''送信レートの調整'''を行う
* 送信側が'''送信レートの調整'''を行う

2025年3月25日 (火) 14:55時点における版

Dell Enterprise 版 SONiC について色々調べたのでまとめました。

所感

メリット

  • sonic-cli で Cisco ライクな CLI が使える

デメリット

  • 設定方法が複数あってわかりにくい
    • /etc/sonic/config_db.json を編集して、sudo config reload -y -f でコンフィグ リロード
    • vtysh で変更
    • sonic-cli で変更

TIPS

CLI モードの変更

sonic-cli で Cisco ライク CLI に変更可能。

Community 版と Enterprise 版で充実度合いが全く異なっており、Community 版はほぼ使い物にならない印象。

Enterprise 版は Cisco 屋なら色々設定できるレベルで、ある程度コマンドが揃ってきている。

ただし各社で結構コマンドの実装が異なるらしい。

ZTP 無効化

configure terminal
no ztp enable
end

インターフェースの名前ルールを変更可能

デフォルトはネイティブモードで動作しているが、スタンダードモードに変更が可能

インターフェース ネーミング
変更コマンド インターフェース表記
interface-naming native Ethernet 0
interface-naming standard Ethernet 1/1

参考 URL

Dell Networking Sシリーズ:基本のインターフェイス設定 – SONIC 4.0

対応するインターフェースでブレークアウト可能

インターフェース ブレークアウト
40G -> 4x10G 変更コマンド例 インターフェース表記
設定なし Ethernet 0

1-3 は使用不可

interface breakout port 1/1 mode 4x10G Ethernet 0

Ethernet 1 Ethernet 2 Ethernet 3

ブレークアウトしない場合、Ethernet 0 , Ethernet 4 のように 4 つ飛ばしで設定することになる。

  • 個人的にはわかりにくいため、interface-naming standard で Eth1/1/1 のように枝番が追加される方が好み

400G ポートに QSFP28 トランシーバを挿して 100G で使いたいときは、1x100G モードに変更が必要な場合がある。

  • auto-breakout 未設定時

FEC

デフォルトで無効化されている (機種により異なるかも) 。有効化された機器と接続した場合、リンクアップしない。

RoCEv2 (RDMA over Converged Ethernet version 2)

RoCEv1 では InifiniBand を L2 フレームに載せたフォーマットであったため、イーサネットでは同一 L3 セグメント内でのみ動作したが、RoCEv2 で IP/UDP で動作するよう改善された。

QoS のように優先制御する仕組みが複数存在し、組み合わせて使用する。

  • RDMA : Remote Direct Memory Access

ECN (Explicit Congestion Notification)

輻輳検知した時、最初に動作する。

  • バッファ閾値を超えた場合、パケットの ECN ビットをマーキングして、受信側に通知
    • 経路途中のスイッチがマーキングする
  • 受信側が CNP (Congestion Notification Packets) で送信側に通知
    • ここは絶対優先キューに入るようにして、パケットドロップされないようにする機器が多いらしい
  • 送信側が送信レートの調整を行う

PFC (Priority Flow Control)

輻輳を検知し、ECN でも対応できない場合、その次に動作する。

  • 輻輳が発生したトラフィッククラスのキューから Pause フレームを隣接ノードに送信
  • Pause フレームを受信したノードは対応するトラフィッククラスのキューからフレーム送信を一時停止する

ETS (Enhanced Transmission Selection)

最近は使われなくなってきている模様。

DCBX (Data Center Bridging Exchange) Protocol

こちらも同様に使われなくなってきているらしい。

UDP ポート番号

宛先 1021 or 4791 番を使用する。今は 4791 番のみと思われる。

リファレンス

OSSで実現するデータセンターネットワーク

  • EVE-NG で MS の SONiC を使う方法について記載あり
  • 2025/01 現在は、この手順のみでは動作しない

Dell Networking Sシリーズ:基本のインターフェイス設定 – SONIC 4.0

SONiC Wiki

RDMA over Converged Ethernet (RoCE)

AI 基盤に適したネットワークづくりとは? ~RoCEv2をサポートするロスレスイーサネット検証~

データセンターネットワークでの 輻輳対策どうしてる?

更新履歴

2025/01/22 : 初版作成

脚注