「Catalyst 目的別コマンド」の版間の差分

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routing-context vrf <vrf_name>
routing-context vrf <vrf_name>
</syntaxhighlight>ping vrf <vrf_name> <dest_ip> などの、vrf <vrf_name> を毎回指定したくないときに使用します。
</syntaxhighlight>ping vrf <vrf_name> <dest_ip> などの、vrf <vrf_name> を毎回指定したくないときに使用します。
デフォルト vrf に戻るときは exit で戻ります。


WS-C3560CX 15.2(7)E7 で動作を確認、WS-C3750G 15.0(2)SE11 で未実装を確認しました。
WS-C3560CX 15.2(7)E7 で動作を確認、WS-C3750G 15.0(2)SE11 で未実装を確認しました。

2023年4月17日 (月) 19:03時点における版

Catalyst で調査するとき、役に立つコマンドをまとめました。

レイヤ 1

リンクダウン・シャットダウンポートをリストアップ

show interfaces status | include notconnect|disabled

移行設計を行う際、空きポートを調べたい状況があります。

| include で表示を絞ることで、未使用のリンクダウン・シャットダウンのポートをリストアップできます。

レイヤ 2

未使用 Vlan か調査し、削除できるか調べたい

show mac address-table dynamic Vlan <Vlan-ID>
show running-config Vlan<Vlan-ID>

複数のポートから受信していない + SVI が無い Vlan は、L2SW として動作していないため、

no vlan で削除できます。

ただしこの判断基準は、常時通信する機器 or エージングタイムが長い場合に限ります。

trunk ポートに大量に allowed された Vlan を少なくしたい

configure terminal
vlan <Vlan-ID>
 shutdown
end

vlan は 2-1001 の範囲なら、L2 レベルでシャットダウンすることが可能です。

vlan をシャットダウンすることで、trunk ポートの allowed vlan から

削除したのと同様の効果を得られ、かつ切り戻しが簡単に行なえます。


MAC アドレスが学習されていないが、削除するのが怖い Vlan で使用します。

レイヤ 3

vrf を毎回打つのが面倒なので、ログインしているセッションの vrf 自体を切り替えたい

routing-context vrf <vrf_name>

ping vrf <vrf_name> <dest_ip> などの、vrf <vrf_name> を毎回指定したくないときに使用します。

デフォルト vrf に戻るときは exit で戻ります。

WS-C3560CX 15.2(7)E7 で動作を確認、WS-C3750G 15.0(2)SE11 で未実装を確認しました。

システム

保存されていないコンフィグを調べたい

show archive config differences nvram:startup-config system:running-config

startup-config と running-config の差分を表示できます。

出力された場合、設定変更したが保存を忘れている可能性があります。

コンフィグを任意のコンフィグで置換したい

copy running-config flash:<yymmdd>_<hostname>.cfg
configure replace flash:<yymmdd>_<hostname>.cfg

事前にコンフィグを copy で保存しておき、configure replace で

コンフィグを置換することができます。


Cisco IOS CLI では no コマンドで設定を削除する必要があり、

切り戻しに手間がかかりますが、これを自動で行ってくれます。