2025-01-22 SONiC まとめ
Enterprise 版 SONiC について色々調べたのでまとめました。
所感
メリット
- sonic-cli で Cisco ライクな CLI が使える
デメリット
- 設定方法が複数あってわかりにくい
- /etc/sonic/config_db.json を編集して、sudo config reload -y -f でコンフィグ リロード
- vtysh で変更
- sonic-cli で変更
TIPS
CLI モードの変更
sonic-cli で Cisco ライク CLI に変更可能。
Community 版と Enterprise 版で充実度合いが全く異なっており、Community 版はほぼ使い物にならない。
Enterprise 版は Cisco 屋なら色々設定できるレベルで、ある程度コマンドが揃ってきている。
ZTP 無効化
configure terminal no ztp enable end
インターフェースの名前ルールを変更可能
デフォルトはネイティブモードで動作しているが、スタンダードモードに変更が可能
変更コマンド | インターフェース表記 |
---|---|
interface-naming native | Ethernet 0 |
interface-naming standard | Ethernet 1/1 |
参考 URL
Dell Networking Sシリーズ:基本のインターフェイス設定 – SONIC 4.0
対応するインターフェースでブレークアウト可能
40G -> 4x10G 変更コマンド例 | インターフェース表記 |
---|---|
設定なし | Ethernet 0
1-3 は使用不可 |
interface breakout port 1/1 mode 4x10G | Ethernet 0
Ethernet 1 Ethernet 2 Ethernet 3 |
ブレークアウトしない場合、Ethernet 0 , Ethernet 4 のように 4 つ飛ばしで設定することになる。
リファレンス
- EVE-NG で MS の SONiC を使う方法について記載あり
- 2025/01 現在は、この手順のみでは動作しない
Dell Networking Sシリーズ:基本のインターフェイス設定 – SONIC 4.0
更新履歴
2025/01/22 : 初版作成